ザ・古民具 木槌と砧と藁打ちと

10月26日(木)は

急で申し訳ありませんが臨時休業させて頂きます。


その他のお休みは一つ前の記事を御参照下さい。


久しぶりに味の良い古民具が入りました。
個人的にはこの路線が好きなんですよねぇ…(笑)

私はこの形状を見るとすぐ昔話の絵本の中で
川で洗濯をするおばあさんが持っている「砧(きぬた)」
という言葉を思い浮かべてしまうのですが

「木槌」「藁打ち」と呼ぶ先輩業者さん達も多くて
ちょっと調べてみました。

大工のハンマー的役割も含め
物を打つ物の“総称”が「木槌」。
この写真の真ん中がまさにそうかと思います。

PA120002.jpg


藁を打つ為の大振りな物が「藁打ち」。

これに布を巻付けて、洗濯物のしわ伸ばしに
使用したのが「砧」。

ということのようで、用途によって呼び方も
変わったという事ですね。

PA120001.jpg
PA120003.jpg

栗や樫といった硬い木材が使われています。

2枚目の写真、沢山並んだ樫材の物は「砧」として
使うのに丁度良い小振りサイズ。

ちょこんとデスクに置くだけでオブジェとしてかわいい。
バングルや時計ホルダーにもなりそうです。

3枚目は江戸まで時代がありそうな
貫禄の存在感。栗材、重いです。
これはやはり「藁打ち」かな。

使い込まれ擦り減った木の丸みを触っているだけで
癒されてしまいます。

玄関先やガーデンの一角にさり気なくディスプレイしたら
カッコいいと思います。

和ガラスの洗眼瓶

明日14日(日)は出張買取のため
お休みさせて頂きます。


今日は一日雨なのでお客さんも少なくのんびり。
こんな日はブログ更新でもしないと。


ひと月近く骨董市が無いので
品薄だった店内も大分商品がたまってきました。
(それだけ店では売れないという事です)

骨董市に持って行けば即完売になりそうな商品も
観光客ばかりの店では一個も売れない、
という事がよくあります。。。


こちらは店でもボチボチ売れていますが
大正~昭和初期の洗眼器。
ホウ酸水を入れてお目目パチパチやるんですね。

シュワシュワに気泡の入った
いびつなガラスがイタイケでかわいい。

一輪挿しや、ピッチャーに良し。
窓辺に飾るだけでも素敵な存在感。

勿論すべて漂白洗浄済みですので御安心下さい。

ガラスの洗眼器

酒屋の販促品徳利

先日の大江戸骨董市は久々の好天に恵まれました。

連休という事もあり、旅行がてら遠方から見えている
お客様も多いようでした。

正月明けからどこの市場も荷が薄く、商品を揃えるのに
苦労していますが、今週は少し面白い品が入荷出来ました。

昭和初期の酒屋で販促品として配っていた徳利…
戦時中の軍猪口や徳利によく見掛ける瀬戸の型物が殆どです。

酒屋のデッドストックというには色形がバラバラすぎるので
マニアの収集品放出かと思いますが、よく集めた物です。

旧日本軍の桜や錨、星に鉄兜も勇ましくて良いのですが
たぬきに布袋、養老の滝などゆる~いテーマに癒されます。

P323000801.jpg

埼玉の骨董品買取店 千葉 神奈川 茨城 関東も出張無料で買取に伺います。
詳細はひよこ堂ホームページへ

和モダンの帳箪笥

昨今、アンティークのインテリアアレンジといえば
カントリースタイルや北欧スタイルに合わせた物が主流ですね。

何の変哲もない古い木箱をコンテナ収納にしたり
シンプルな鉄脚に無垢板が載ったカフェ風テーブルが人気だったり…

…バラしちゃいます。

そのカフェ風テーブル、ひと昔前の定食屋やラーメン屋に
あったデコラ(メラミン化粧板)貼りテーブルの脚を取り外して
張り板や裁ち板、角ちゃぶ台の板部分を乗せただけのリメイク品です。

着物の洗い張りに使う張り板、和裁の裁断に使う裁ち板は
大体明治から昭和初期の物…

戦前~昭和30年代の丸ちゃぶ台は引っ張りダコなのに
同時代の角ちゃぶ台は全く人気が無くゴミ同然に扱われてますから(泣)
カフェ風テーブルの天板にもってこいです。

鉄脚…いや本来はパイプ脚と呼んでいたと思いますが
昭和30年代終わりから50年代位に一世を風靡した工業製品です。

つまり「無垢材」+「鉄脚」というのは
時代的にズレていて、有り得ないのです。


このような今流行のリメイク家具は
見た目はカッコ良く、現在の住まいや他の家具とも合わせやすい。

最近は買取でも、こうしたリメイク家具を引き取って欲しいという
御相談が増えてきました。

しかし残念ながら、これはもはやアンティーク家具とは呼べません。

もちろんそれを作ったショップさんは、工賃、手間賃をかけていますので
購入時は高かったというお話を伺いますが…



で、何が言いたかったかと申しますと
カントリーや北欧スタイルに押されてすっかり人気が落ちて
しまった『和家具』、是非見直して欲しいのです。

鉄パイプのテーブル、飽きずに一生使えますか?
重たいミシンテーブル、歳をとったらどうしますか?(笑)

箪笥や水屋箪笥を見ると「和室があればね~…」という
呟きが耳に入ってきますが

和モダンテイストでまとめれば
意外とフローリングにもマッチするし収納力も抜群。

昔の引出しは深くたっぷりと作られていますから
何でも片付いてしまいます。


重厚な鉄打金具の明治衣装箪笥とまでは言いません。

取り敢えず、こんなシンプルモダンな大正の帳箪笥、
居間やリビングに如何でしょうか。


和光市のお宅で大事に使われていた物を買取らせて頂きました。

引戸部分は欅の玉杢、引出しの前板は桜材
細部の作りも良く、当時としては大変高価でモダンなで物だったと思います。

全体に洗いをかけて色上げ、引戸や引出しも調整済です。

大正期帳箪笥

製糸工場の糸枠

埼玉スーパーアリーナ骨董アンティークフェアまで
秒読み態勢となってきました。

毎回出店料に見合うだけの結果がなかなか出せず
今回は正念場、結果によっては次回の出店を
検討しなければなりません。

人出は多いのですが平日なので
主婦層が圧倒的に多いのです。

本格的な骨董やコレクター向き商品は
殆ど売れない事がわかっていますので(苦笑)
今回は安くて実用的な物をなるべく
沢山持って行く作戦です。

毎月の大江戸骨董市でも必ず完売御礼となる
製糸工場の『糸枠』。
植木台やワインラックとして人気です。

P5070005.jpg


アリーナでも鉄板の商品なので沢山用意します。
今朝も大量に洗ってきました。
乾いたら柿渋を塗ります。

価格帯は大きさや味わいによって300~500円なので
まあ、重労働のわりに儲からないんですがね… (^-^;
昨日は煤だらけの琺瑯ケトルを磨いていたので
肌がボロボロ、爪はまっ黒、
どこかのオヤジの手の様になってしまいました。
やっぱり好きじゃなきゃ出来ない仕事です。
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アンティーク ひよこ堂

Author:アンティーク ひよこ堂
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